誰とも被らないものを考えて、AIと作った。Glitch Hunter Library
2025年12月、Base Japan主催のハッカソン「大喜利.hack 2025」に、Glitch Hunter Libraryを出した。
ゲームのバグや裏技を投稿して、眺めて、投票できるサイト。結果は審査員特別賞(Yukiさん審査員賞)だった。

始まりは「バグが好き」
11月29日、ChatGPTにこう言っている。
バグとかチートとかMOD好きだね。
そこから、好きなバグを集める「図書館」を作る話になった。
一番考えたのは、お題が被らないこと
大喜利.hackのテーマは「Baseを使って面白いことをする」。大喜利なので、同じお題にみんなが答える。
一番時間を使ったのは、コードじゃない。誰ともお題が被らない、全く違うベクトルを考えることだった。
出した答えは、ゲームのバグとブロックチェーンの組み合わせ。投稿の内容からハッシュを計算して、Baseに刻む「スタンプ」を付けた。気に入ったバグに、オンチェーンの記録を残せる。
刻むのはハッシュで、動画や本文そのものではない。元の投稿と照らし合わせるための指紋みたいなものだ。
コードは書かない。決めるのは自分
役割はこう分けた。
- 壁打ち・設計: ChatGPT
- 実装: Claude Code(後半の改修はCodex)
ChatGPTと何を作るか決めて、それを実装用のプロンプトにしてClaude Codeに渡す。Codexには、Baseのドキュメントとハッカソンの要項を agent.md で最初に読ませた。何に出すアプリなのかを、AIが忘れないようにするためだ。
DBも、AIの提案をそのまま使ってはいない。ChatGPTはSupabaseを勧めてきたけど、別の案件で使っていたAWSのRDSにした。
構成はNext.js、TypeScript、PostgreSQL、Vercel。12月10日にデプロイ、11日にテストネットで動いて、18日に提出した。
「サイバー感やめろ」
一番ぶつかったのは、デザインだった。
AIが出してくるのは、黒い背景にサイバーっぽい雰囲気。頭の中にあるものと全然違った。
なんで全体的に黒いの?サイバー感やめろ。ポップな感じで。
技術の名前を指定するだけでは、雰囲気までは伝わらない。違うと思ったところを言葉にして、何度も戻した。
審査員特別賞。でも、悔しかった
12月20日のデモデイで発表して、結果は審査員特別賞。
そのとき、ChatGPTにはこう送っている。
優勝はできませんでしたが、審査員賞もらえました。残念です
優勝したかった。